講師について

皆さまこんにちは。Lire et Relire 主催兼講師のHirokoです。

フランス語を外国語として学んだ経験と仕事や毎日の生活でフランス語で暮らしてきた経験。その両方を使って、皆さまのフランス語学習のお役に立ちたいと思っています。

名前

Hiroko

経歴

フランス語と付き合ってもうかれこれ40年になります。そのうち30年はフランスで過ごしました。フランスでは、翻訳会社勤務、フリーの通訳・翻訳を経て、現地企業の経営に18年携わりました。気がつけば、ちょっと変わったキャリアを積んでいます。

仏検1級は渡仏間もなく取得し、フランスでフランス語教育に関わることはありませんでしたがFLEの資格の持ち主です。

当教室について

Lire et Re-lireは「lecture」を楽しむオンラインフランス語教室です!

日本人講師による中上級者のためのフランス語レッスンを提供しています。日本国内はもちろん、フランスをはじめ海外にお住まいの方々にもご受講いただいております。

 

Lire et Re-lire開講に至るまで

フランス語のスキルをあげたいと思いながらなんとなく疑問をそのままにしていたり、難しい(と思う)ところに踏み込まず、なんとなくスルーしてしまっている、そんなことありませんか?

そんな多くの方々に「疑問が浮かべばその場で解決できる環境」「即わかる!を大切にする環境」を提供したい!と思ったのが当教室の開講に至った経緯です。

 

フランス語の上達と「多読」について

「どうしたらフランス語がもっと上手になりますか?」

そんな質問を、ひと通りフランス語文法を勉強された方からよく受けます。

そうですね、わたしから言えることはまず「とにかく・たくさん読むこと!」ということです。たくさん読むこと=「多読」は初心者から上級者の方まで、みなさまに強くお勧めしている学習方法です。

 

多読とは?

多読とは、とにかくたくさんのフランス語に触れることです。

とにかくたくさん読んで、脳にフランス語をたくさんインプットしましょう!単語を覚えるにしても、シチュエーションの中で理解ができるので、辞書と格闘することも少なくなります。

そしてたくさん読んでフランス語に慣れてくれば、読むのがとても楽しくなってきます。楽しく読んでいるうちに、練習問題に取り組んでいる時にはあれほど難しかった文法事項が「あっ、そういうことか!」と、不思議と理解できるようになります。

「外国語を習得」するには「多読」がとても効果的であることはよく知られています。英語であれば学習素材もとっても豊富ですし、ひとりでも簡単にはじめられるので、学校や独学ですでに「多読」をつかった学習方法を実践していた方も多いのではないでしょうか。

 

フランス語の「多読」はひとりでは難しい

ですが、フランス語で英語と同じようにひとりで「多読」をするのはすこし難しいと感じませんか?

たとえば、

  • 「辞書に適当な訳がない」
  • 「この文章どこで切れてるの?」
  • 「とりあえず訳せたけど、なんかモヤモヤ」
  • 「en ? y ? le ? 」
  • 発音合ってる?

と、文章の途中でわからなくなってしまって読んでは詰まり、調べるのに時間がかかり・・・ひとりではなかなか進まない!という状況になりやすいのではないかと思うのです。辞書引きに時間をかけてしまうと「多読」自体が進まなくなりますし、なにより「多読」へのモチベーションが下がってしまいます。総合して勉強時間が長くなるためどうしても集中力は落ちてしまいます。これではせっかくあなたが用意した「多読」のための時間がもったいない!

辞書引き8割:文法確認1割:多読1割 => モチベーションの低下 => 多読は無理だ・・・

とあきらめてしまう前に、当Lire et Re-lireオンラインフランス語レッスンをぜひお試しいただきたいです!

 

Lire et Re-lireの「多読」レッスンについて

多読は自由で効果的な勉強方法です。

  1. さまざまな教材からあなたにぴったりな教材を選びます
  2. 文の意味がわかるから読むことが楽しくなります
  3. 講師のサポートで「疑問」「わからないこと」がその都度解決できます
  4. たくさん読むことで細かいニュアンスがわかるようになります
  5. しっかり理解できたフランス語を「自分のことば」として音読してみましょう。多読が、読解力だけではなく「書くこと・聞くこと・話すこと」にも効果的であることが実感できるはずです。

あなたのフランス語はちょっとしたサポートがあればもっともっと上達します。

 

マンツーマンレッスンと教材について

現在のレベルとあなたの希望に合わせて以下の4つのタイプのレッスン方法(教材)からご提案させていただきます。もちろん、レッスンで一緒に読むテキストは自由です。お読みになりたいテキストをご提案下さい。

新聞記事を読まれている方、仏検1級〜2級目指してEditoSaisonなどの教科書を読み込まれている方、Le petit princeの読破を目指している方、サスペンスの本を読み込まれている方など、皆さんそれぞれお好きな教材によって楽しく読んでいらっしゃいます。

レッスン初回にカウンセリングをいたしますので、何を選べばよいのか分からないという方は、フランス語学習の目的や、ご興味の分野をお知らせ下さい。もちろん教材はいつでも変更可能です。

 

1.新聞・ニュース(メディア攻略)

フランスの時勢に興味がある方、仏検1級、準1級、Dalf B2のレベルを目指しておられる方にお勧めです。各種新聞、報道機関のサイトによって難易度もさま々なので、臆さずに、どんどん読み進めましょう。記事はこちらからご提案しても、ご自分で選ばれたものをご提案いただいても構いません。

 

2.フランス語WEBサイト(メディアの前に準備運動)

いきなり新聞記事はちょっと、とお感じの方に。RFI journal en français facile や dessine moi l’ecoのようなアクセスフリーのサイトを利用して、時事に関する語彙をテーマ毎に習得していきましょう。

 

3. 既成の教科書

仏検2級、DelfB1レベルを目指しておられる方は、まずフランス語の購読に慣れるために、ご自分のレベルにあったテキストをたくさん読まれることをお勧めしています。

すでにお手持ちのテキストを使われる場合は、必要であればこちらでも同じテキストをご用意させていただきます。(ただし、その場合はテキストの実費をいただく場合もあります)教科書の一部だけ教えてほしい!という場合はその都度わからなかった部分をSkype等でお知らせいただければOKです!

※既成のフランス語教科書を使われる場合は、知的所有権の関係で教科書はご自分でご購入いただくことになります。

 

4. 好きなものを好きなだけ

ご自分で好きなものを選んでお読みになりたい方は、どうぞご自由にご提案下さい。

たとえば、Youtubeやフランス語音楽、フランス映画などを教材として使うのも良いかもしれません。レッスンの進め方のイメージと共にご相談ください。

 

グループレッスンと教材について

現在準備中ですが、1ヶ月に数回、Lire et Re-lireの生徒さま数名と私とで、いろいろなグループレッスンを行なっていきたいと思います。

開催日時 不定期(メール・ブログでご案内)
レッスン内容 グループ多読
レッスン時間 50分
対象レベル 中級〜上級

 

複数人グループでレッスンすることで、色々な刺激を受けますのでより楽しくレッスンを進められます。

最小人数を下回る場合は基本的にグループレッスンはキャンセルとなります。その場合は予約締め切り時刻が過ぎた後にご連絡いたします。ただし、予約人数が1人だった場合でもご希望があればレッスンは実施されます。その場合マンツーマンレッスンとなります。

 

レッスンについてよくある疑問

日本人講師は、今学習していらっしゃる方より先に、フランス語を学びそれを数得しました。
語学学校の楽しい面、上達のコツなどを、自らの経験を通してお伝えできることが日本人講師のメリットではないでしょうか。

1. わからないところを「理解する」ためには日本語で気兼ねなく質問できる環境が重要です。

2. 特に文法については決して簡単ではありませんので、まずは日本語で十分に理解することが大切です。

3. 日本人にとってどのあたりが難しいかを理解していますので細かいサポートやフォローができます。学習者の方が挫折しそうになっても、自らの体験をもとにさまざまな解決策を提案できます。

そもそも、フランス語はスペルにおける発音や規則がとても正確な言語です。基本的な発音さえしっかり身につけておけば、英語のように「発音が悪いので伝わらない!」と言う言語ではありません。

当講師の発音はどんなネイティブのフランス人にも美しいと評価される、正しい発音のフランス語です。

これは、多くの外国語学習者の方が感じられていることと思います。

「私は会話がニガテだから会話の練習をしたい!」とお思いになるかもしれません。けれど会話が苦手というのは多くの場合、インプットの量が圧倒的にすくないケースが多いのです。

たとえば「1週間フランスに旅行するのでフランス語会話を習いたい」といったケースなら定型の文章をいくつか練習しておかれるのも良いでしょう。けれど、自分の言いたいことを言えるようになりたい、自分のことばで表現したいならば、本来、使えるフランス語を脳にたくさん溜めていないといけないですね。

自由に使えることばを増やすには、脳にあることばの絶対量をもっともっと増やす必要があります。必要なのは「とにかくたくさん読むこと」です。稀なケースですが、 受講者様の中には「私は会話は苦手なので読むだけでいいです」と言われる方がいました。私のモットーとして「楽しく」勉強ができるよう読解レッスンを続けていると、ある時から、自分のことば(フランス語)で「一週間にあったこと」を説明できるようになられました。また、自分の話すスキルには条件法のマスターが必要だということがわかり「今やるべきこと」を明確化できたのです。会話のレッスンではなくてもよいと最初は言われていたのに、読解レッスンを続けることによって、このようにとても会話が上達するのです。

「ネイティブの講師から習えること」と「日本人講師から習えることは」異なります。

ネイティブ講師について

ネイティブの先生からは、ネイティブの発音やネイティブの言い回しが習えます。

私は大学でフランス語を学びましたが、特に1年次にはネイティブの先生の授業の比率が多かったので、どこでフランス語を話しても「美しいフランス語」だと褒めていただき、楽しく勉強が続けられました。
また、上級学習者でフランス語のプレゼンテーションの練習をしたいといったケースでも、ネイティブ講師のほうが断然語彙の幅が広く、良いサポートが受けられると思います。

日本人講師について

一方で、中級レベル、あるいは上級レベルでも先生から文法や読解の細かいニュアンスを質問されると、どこがわからないのか、説明したいけれどニュアンスを伝えられないという問題が起こりがちです。
私のこれまでのフランス語の学習と実践の経験から、いろいろな日本語を使って説明することができます。過去のレッスンでも学習者の皆さまに細かいニュアンスの「説明がわかりやすい」とご好評をいただいていますので身につく「わかる」を叶えることができます。

はい。一般的にはあまり使いません。

私も「多読」には興味がありましたので、多読メソッドに関する本をいろいろ読みとても共感しました。 決してこうしなければならないと言うことはないのですが、わからないところは飛ばして読むのが多読の基本ルールと言えます。ですので、当レッスンの「わからないところはその都度解決しましょう」というスタイルは、純粋には多読と言えないかも知れません。

けれども、Lire et Re-Lireではフランス語の中級・上級学習者にはまた別の多読のニーズがあるように感じました。 当レッスンでは、とにかく中級・上級学習者が抱えているモヤモヤ感を払拭したいのです。フランス語のテキストをたくさん読むための妨げになっている疑問点はなるべく取り除き、生徒さまと楽しくテキストを読むのを続けることで、たとえ知らない言葉を読み飛ばしてもテキストの大意を理解できるほどの読解力をつけられると考えています。

 

終わりに

せっかくここまで頑張ってきたフランス語ですもの。もっともっと楽しみませんか?

わかるから楽しい!

楽しいから夢中になれる!

夢中になれるからこそ身につけられる!!

 

フランス語読解マラソンに、ぜひLire et Re-lireに伴走させてください!